賃貸サイトを上手に使って、自分の条件にあった物件を探しましょう。賃貸サイトの上手な問合せ方法、賃貸情報の鮮度・賃貸情報の信頼性について、不動産会社のネット事情などについて。
・お客さん優先順位は?店頭>電話>メールの順
不動産会社のお客さん優先度は「店頭に来た人>電話問い合わせ>メール問い合わせ」だ。特に急いで探している人や、春の引越しシーズンに探すひとはそこのところをよく心得ておかないと間に合わなくなる。必ず電話をしろ!と言うつもりはないが、この辺をよく理解しておいたほうがよい。
また、不動産会社の半分以上はメールを打つのが不得意。本来の目的はよい部屋を見つけること!インターネットは便利だが、それにこだわるのも考えものである。
・メールの場合は電話番号はなるべく書きましょう。
問合せメールに電話番号を書いてくるお客さんは7割〜8割以上だ。メールだけのやり取りを望み電話番号が書かないお客さんは、のんびり構えていることも多く、結局音信不通になることがとにかく多い。
ゆえに、不動産会社は電話するしないに関わらず電話番号がないメールには「ガクッ」となる。あなたの優先度が低くなるから、なるべくこちらもやる気のあるところを見せる必要があるだろう。メールの場合は電話番号はなるべく書きましょう。
・文面から相手を見抜く方法
大半のお客さんは、メールの文面をみてその営業マンが信頼できる人かどうかを判断する。ということで、あなたの問合せに対してどんな返事か来るかを見ればよい。たとえば、コメント欄に「間取り図が見たい」と一言だけ書いたとしよう。しかしこれでは営業マンも全くつかみ所がなく、間取り図を送ってやる以外答えようがない。これではあなたも相手の印象はつかめないだろう。
したがって、「質問」を投げかけてみる。人柄が出て、その会社の知識を図れる質問だ。
○どの駅がオススメでしょうか?
○予算と条件は○○なんですけど、相場と比較してどうでしょうか?
○この物件の短所はなんでしょうか?
などの質問をしてみると、その会社の知識やその人柄が伺える。逆に、「実際にお店に来ないと詳しいことは教えられない」とか、メールに書いた質問に対して全く返答せずにひたすら「とにかく来店してくれ」とか「とにかく電話をくれ」、はたまた「うちはすごい情報量なんだぞー」的なコメントを長々と連発する場合は要注意。実際にお店に行ってみても単に押しの強い営業マンだったりするので、全然条件に合わない物件を紹介されたりすることが多い。
・サイトリストの「情報鮮度評価」を参考にする。
・管理系法人サイトの情報は信頼できる
もううんざりな人は不動産管理会社(入居後の面倒を見る会社)のサイトを狙う。仲介会社は空いている部屋が飯の種だが、管理会社は入居していることが重要だ。したがって他の会社の物件(流通物件)を掲載する意味がない。社内の管理システムと直結していることも多く、リアルタイムで見ることができるサイトが多い。
・おとり物件の多い原因は流通物件にある
おとり物件の多い原因の90%は、他社の物件(流通物件)をネットにのせている会社がある為である。物件を掲載している会社が、部屋が空いているいないの情報を把握できないために、物件が更新されにくい。
・NEWマークを活用
賃貸サイトの中には1週間以内に更新された物件は、「NEW」マークがつく機能をもつものがある。サイト側も鮮度の悪い情報があふれていることを認識している証拠だ。仮に流通物件が掲載されたとしても、少なくとも現時点では空いている可能性は高い。
・不動産会社のネットスキルを知っておこう。
正直言ってまだまだ低い。特に地域密着型の会社になると50過ぎのおっさんが四苦八苦していることも多いので、「おはようございます」と打つだけで10分を要するとか、メールを見るのが3日に一度とかいう場合も。一方で冗談を交えたうまい文章を書けるターミナル型の会社や、チャットを使い営業するところまである。
たとえば、あなたの条件に超ぴったりの物件に問い合わせたとする。しかし、この不動産会社、メールを見るのが3日に一度。あなたはその物件の返信を待つうちにネット対応の早い不動産会社と話が進み、入居することになる・・・おそらくこんな話はたくさんあるだろう。
不動産会社と「ネット」は基本的には切り離して考えよう。
・変なメールにも目をつぶる
あなたの送ったメールに大して、「電話で問い合わせてくれ」とか、聞かれた質問しか短く答えられていないと問い合わせているほうはもしかしてコワイ会社?という気分になる。しかし、ほとんどの場合、「スキルが低くていろいろメールにかけない状態」なのだ。署名がない、差出人が個人名、日本語が変。このあたりも気にしないように。
本当に物件が気に入っているならとりあえず電話して感じをつかんでみるとよいだろう。実際には人当たりのよいおじさんが対応してくれるかもしれない。